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商品詳細




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【商品名】 古稀=四重奏(カルテット)

柳澤通博【著】

【価格】 
\2,000円+税

【その他】 四六判。252頁。2019年5月20日(月)刊行。
       絶賛販売中!!

70男よ起て!70女も負けるな!“団塊”の精神は不滅である!

 


商品内容・書評

 商品紹介

70年の四重奏(カルテット)の調べ、その音色に耳を傾けながら、残された令和の人生をいかに生くべきか、しばし考えてみようではないか。四重奏の内訳は、「いつかの行く道」「女人探訪」「得意科目」「わがアイデンティティ」の全四楽章。


本文「都々逸あれこれ」より

達磨さんこちらお向きよ世の中は
 月雪花に酒に三味線

世の中、面白いことはすべてやってみるにこしたことはない。遊びが足りない人間には、なぜか人生の香りや潤いも、さらに渋みや奥行きも感じられない。それは人のよく知るところである。
 それなら文学・哲学などと気取っていないで、少しばかり本音を語ってみようか。
この「四重奏」は古希が主力にはちがいないが、間違ってもらっては困るが、古希になったからといって、われわれは決して老いたわけではない。老いたのではなく、ただ歳を重ねたというだけの話だ。それが偽らざる実感である。
 たしかに髪は抜け、目はかすみ、肉体に老いがあるのも事実だが、精神には老いなどあろうはずがない。いわせてもらえば、私をふくめてわれわれ七十男は、通常はみな自分は充分に若いと思って生きている。みなそうにちがいない。
 いやそういっただけではまだ不充分だ。きちんと老いることができれば、若さはふたたび復活するのだ。たとえばファースト博士を連れたあの偉大なるゲーテのように。精神的には絶対にそうだろうし、それ以外には考えようがない。

 

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